日々、お客様の髪を整えながら「美しさとは何か」を考えている(つもり)ですが、
先日、全く別ジャンルのニュースを見て思わず唸ってしまいました。
まあ、クルマ大好きですから・・・。
それは、日本が誇る世界のトヨタが発表した「次世代の小型エンジン」のニュースです。
トヨタが挑む「エンジンの再発明」
まずは、こちらのニュースを引用させてください。
「BEV(電気自動車)を原理原則に立ち返って分析すると、航続距離に最も影響を与える要素は『空力』です。低重心・低フードなクルマにするため、エンジンをよりコンパクトにする必要があります」 —— トヨタ自動車 中嶋裕樹CTO(最高技術責任者)
トヨタ、スバル、マツダの3社は、電動化時代に最適化した「次世代エンジン」を開発すると発表。新型の1.5Lエンジンは、従来の同排気量エンジンと比較して体積・全高ともに約10%の削減を実現。これにより、エンジン車でありながらEV並みの低いボンネットフードが可能となり、デザインの自由度が劇的に向上するという。 (参考:トヨタイムズ他)
「EV時代に、あえてエンジン?」と思われるかもしれません。
でも、このニュースの裏側にある「思想」は、実は僕たち美容師の仕事、特に僕が大切にしている「ヘアケア」の考え方と、驚くほどリンクしているんです。
1. デザインは「究極の引き算」から生まれる
トヨタのエンジニアたちは、エンジンの高さを10%削ることで「低いボンネット」という美しさを手に入れようとしています。
これって、ヘアデザインにおける「似合わせ」や「カットライン」と同じなんです。
お客様をより美しく輝かせるためには、ただ髪を飾るのではなく、どこを限界まで削ぎ落とし、どこを抑えてシルエットを創るか。
「中身(土台)を整えるからこそ、外見のデザインが自由になれる」。 このプロの引き算の美学に、強く共感しました。
2. 「マルチパスウェイ」という、お客様への誠実さ
トヨタは今、「マルチパスウェイ(多角的な道)」という戦略を掲げています。
「電気か、ガソリンか」の二択ではなく、水素や合成燃料など、お客様の環境に合わせて最適なものを選べるようにするという考え方です。
僕がヘアケアリストとして大切にしているのも、まさにこの視点です。
お客様の髪質や悩み、ライフスタイルは一人ひとり違います。
一つの「正解」を押し付けるのではなく、ダメージケア、スカルプ、デザインカット……いくつもの選択肢の中から、その方に今、一番必要なものを見極めて提案する。
何でもかんでも「流行り」や「バズリ」を提案すればいいというものではない。
そのための「技術の引き出し(エンジン)」は、僕も常に磨き続けておかなければいけないと、身が引き締まる思いです。
3. 「見えない土台」に情熱を注ぐ理由
噂では、このエンジンを積んだ「セリカ」や「MR2」が復活するかもしれないとのこと。かつての名車が最新の技術で蘇るニュースには、僕も一人の車好きとしてワクワクを隠せません。
でも、本当に大切なのは、どんなにカッコいい車体を作っても、その下にある「エンジン(土台)」が良くなければ、本当の走りは楽しめないということです。
美容も同じです。 どんなに素敵なヘアスタイルを作っても、その土台である「頭皮」や「髪の健康」が損なわれていては、美しさは続きません。
目に見えない部分にこそ、最高の情熱を注ぐ。
それが、本物の仕事であり、こだわりだったりするのです。
おわりに
皆さんの「エンジン(体や心の調子)」は、最近いかがですか?
髪のメンテナンスはもちろん、こだわりの趣味の話や、ちょっとした日常の気づき……。
サロンの椅子に座っている時間は、髪だけでなく、心も少しだけ「低重心」でリラックスして過ごしていただける場所にしたい。
戸田の街を、もっと輝く人でいっぱいにできるように。 今日も情熱のエンジンを全開にして、皆さんをお待ちしています!
まじめか!
以上ヨシダでした。




