もっと売れたい美容師さん達へ⑤ 結局、「優しさ」です。

『売れる』美容師になろう!
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道具の扱い方に、その人の優しさが出る

美容師の仕事は、カットやカラー、セットで人の外見をきれいにすること。

でも、それだけではありません。

ヘッドスパやマッサージで疲れを癒したり、何気ない会話で楽しい時間をつくったり。

 

美容師は、お客様と一緒にその時間をつくる仕事です。

施術が終わったときにいただく笑顔や「ありがとう」の言葉。

美容師って、本当にいい仕事だなと思います。

技術は一度身につけたら、生涯活かせる財産になります。

 

しかも、そこに完成形はありません。時代とともに技術もトレンドも変わり、学んだことを積み上げていける。

こんなに素晴らしい仕事なのに、成長を止めてしまうものがあります。

それは、優しさです。

「なんだよ、普通じゃん」と言わないでください。

 

これが大事なんです。

美容師は、道具がなければ仕事になりません。

ハサミがなければ、髪を手でちぎるのか。

ドライヤーがなければ、ひたすら息を吹きかけるのか。

ワイルドだろ〜、じゃないんです。

無理なんです。

 

道具だけではありません。

お店の備品。

洗濯機や乾燥機。

タオルやクロス類の扱い方。

カラーカップやハケ、コーム類・・・。

雑に扱ってませんか?

乱暴に投げたり、

バタンバタン音立てて、

道具にストレスをぶつけてませんか?

道具を大切に扱う人は、お客様やスタッフにも丁寧に接することが多い。

私はそう感じています。

 

 

形あるものは、いつか壊れます。

でも「どうせ壊れるから」と雑に扱うのか、「できるだけ長く使いたい」と思って扱うのかで、手つきや振る舞いは変わります。

その手つきは、お客様への接し方にも出るはずです。

髪をとかすとき。タオルで水分を取るとき。シャンプー台で頭を支えるとき。

 

お客様の髪や身体に触れる場面は、毎日の仕事の中にたくさんあります。

私たちにとっては「日常」でも、お客様にとっては「非日常」です。

 

その時間をどう過ごしてもらうか、どんな触れ方なら丁寧に感じてもらえるか。

考える価値はあると思います。

 

そのあたりを考えずにいると、つい「ワンシャンしますね」なんて言ってしまう。

 

お客様からしたら「ワンシャンって何?」ですよね。業界の中だけで通じる言葉を、うっかり使ってしまう。

 

私たちには当たり前でも、お客様には伝わらないことって、意外とあります。

 

 

ここからは、完全に私の偏見です。

 

ドライヤーやアイロンのコードを引っ張って、コンセントから抜く人。

お店の備品を壊しがちだったり、お客様から「ちょっと雑かも」と思われたりすることが多い気がするんです。

もちろん、コードを引っ張る人が全員そうだという話ではありません。あくまで、私の勝手な「そういう傾向、あるかも説」です。

 

コードを引っ張れば、断線して故障する可能性が高くなります。

 

そんなことは、たぶん誰でも分かっています。

 

それでも引っ張ってしまうのは、プラグまで手を伸ばすのが面倒だから。

道具を長持ちさせることより、今の自分が少し楽をすることを優先してしまう。

ほんの少し手を伸ばせば、道具を長く使えるかもしれないのに。

 

「自分で買ったものじゃないし」という気持ちも、どこかにあるのかもしれません。

 

自分のものではないから、大切にしなくていい。そんな感覚が、道具だけで終わるとは限りません。

何度も言いますが、これは私の偏見です。

ただ、日々の小さな扱い方が、いつのまにか大きな差になることはあると思います。

そこで、コードを引っ張ってしまいがちな皆さんに、私から解決策をひとつ。

道具に名前をつけて、「くん」や「ちゃん」をつけて呼んでみてください。

恋人や、家族や、ペットを呼ぶように。

そんなふうに名前をつけた相手を、乱暴に扱えますか?

道具にも名前がつくと、少しだけ気にかけるようになります。

プラグを持って抜こうと思うかもしれない。置くときに、そっと置くようになるかもしれない。

 

え、彼女いないって?

知りませんよ。

 

好きな芸能人や推しの名前でもいいんじゃないですか。

それか、会社の社長の名前をつけてください。……すぐ壊しそうですけどね。

 

売れる美容師は、技術だけでお客様の心をつかむわけではありません。

道具の扱い方や、髪に触れる手つき、何気ない声かけ。そんな日々の小さなことにも、その人の姿勢は表れます。

人にも、道具にも、少し優しく。

その積み重ねが、「この人に任せたい」という信頼につながっていくのだと思います。

 

目の前の売上を積み重ねることも大事ですが、

日頃から積み上げたお客様からの『信頼』は、

そう簡単には崩れないものですよ。

 

 

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