もっと売れたい美容師さん達へ⑦

『売れる』美容師になろう!

スポンサーリンク

売れる美容師は、数字から逃げない。

美容師が、どうしても逃げられないもの。

逃げても逃げても追いかけてくるもの。

ていうか、逃げている時点で、そもそも美容師を続けられるのか?

ハイ、もうおわかりですね。

皆さん大好き、**「数字」**です。

美容師になったきっかけは、人それぞれです。

小さい頃からの夢だった人もいれば、親や学校に勧められた人、手に職をつけたいと思った人。いろんな入口があると思います。

最初から「美容師として売れっ子になるぞ!」と強い意志を持って入ってくる人ばかりではありません。

だから、給料や職場環境を重視するのも当然です。教育システムより、まずは働きやすさが気になる人もいるでしょう。

けれど、美容師として働き始めると、いずれ向き合うことになります。

数字と結果に。

「思っていたのと違う」と感じることもあるかもしれません。仕事は、始めてみて初めてわかることもあります。

ただ、そこで数字から目をそらしてしまうと、何がうまくいっていて、何を変えればいいのかも見えなくなってしまいます。

美容室の経営者は、現場にいなくても数字を見ることで、お店の様子や課題に気づくことがあります。

売上がどう変わったのか。新規のお客様が再来しているのか。どのメニューが選ばれているのか。

数字は、現場で起きていることを知る手がかりになります。

そして、**数字に向き合える人ほど、自分の課題を見つけ、次の行動を決められる。**それが、売れっ子に近づく力になります。

もちろん、数字だけで人を評価すればいいわけではありません。

挨拶、ホスピタリティ、任された役割を果たすこと。教育や周囲への感謝、ルールを守ること。こうした姿勢も大切です。

でも、そういったことを日々積み重ねている人が、数字を見て改善までできたらどうでしょう。

お客様にも、スタッフにも、会社にも、より大きな価値を返せるはずです。

保証給は「何もしなくてももらえる給料」ではない

美容室の給与体系には、保証給と歩合給を組み合わせたもの、完全保証給、完全歩合給など、いくつかの形があります。

ここで大切なのは、保証給をどう捉えるかです。

歩合給は、売上に応じて給与が変わります。数字がそのまま反映される仕組みです。

一方、完全保証給は、売上が高くても低くても、一定の給料が支払われます。

だからといって、保証給を

「売上が低くてももらえる給料」
「何もしなくてももらえる給料」

だと思ってしまったら、少し違います。

保証給は、社員として求められる仕事や役割を果たすことが前提です。お客様を担当するだけでなく、技術を磨く、再来につなげる、チームに貢献する。そうした日々の行動も含めて、仕事です。

会社は学校ではありません。お客様に選ばれ、利益を出し、事業を続けていく必要があります。

その中で自分が、給料に見合う売上や行動をできているのか。数字を見ていれば、考えるきっかけが生まれます。

売上だけ見ていても、改善点は見つからない

見るべき数字は、総売上だけではありません。

技術売上と店販売上の割合。新規のお客様の再来率。客層やメニューの構成。指名のお客様がどれくらいいるのか。

数字を分けて見ていくと、「どこを伸ばすといいのか」「何を変える必要があるのか」が見えてきます。

たとえば、新規のお客様は来ているのに再来につながっていないなら、仕上がりやカウンセリング、次回来店の提案を振り返る。

売上はあるのに特定のメニューに偏っているなら、技術の幅や提案の仕方を考える。

課題が見えたら、次に決めるのは行動です。

数字を見る。課題を見つける。行動を決める。期限を決める。振り返る。

ここまでやって、数字が初めて自分の成長に役立ちます。

ただ、のんびり来店されたお客様を担当しているだけなのか。目標を決め、必要な行動を積み重ねているのか。

同じ保証給だとして、会社にとってどちらがより頼もしい存在でしょうか。

これは、誰かを責めるための話ではありません。自分がどうなりたいのか、そのために何をすればいいのかを考えるための話です。

数字は、自分を責めるためのものじゃない

数字を意識するのは、会社のためだけではありません。

自分の得意なことや苦手なことを知り、次の目標を決めるためでもあります。自分の成長を、感覚だけでなく具体的に振り返れるようになります。

数字は、美容師を裁くためのものではありません。

今の自分を知り、次の一歩を決めるための道具です。

会社としては、できるだけ人件費を抑えて、長く働いてくれるスタッフがいたら助かるでしょう。

でも、それだけでは美容師の仕事も、働く人の将来もよくなりません。

美容を通じて、どこへ行っても通用する力を身につけてもらうこと。美容師の社会的な価値を高めていくこと。それも、会社が担う役割だと思っています。

会社とスタッフが、「なんとなく」「頑張っているから」で話すのではなく、数字を見ながら話せるようになる。

どんな行動が結果につながったのか。次に何を伸ばすのか。給与や評価をどう考えるのか。

数字という共通のものさしがあれば、会社とスタッフが同じ方向を向きやすくなります。

数字だけで人は育たない。
でも、数字から逃げたままでは、成長のきっかけを見つけにくい。

売れる美容師を目指すなら、まず自分の数字を知ることから始めてみませんか。

数字(すうじ)を見て、筋(すじ)を通す。

……ちょっと筋違いでしたかね?

タイトルとURLをコピーしました