優しさって難しい。

きっとみんな休みが多くて給料も多くて福利厚生も充実してて至れに尽くせり。

そんな会社が良いと思ってると思います。

ごもっともでござんす。

徐々に会社の状態が良くなって来ていることを始めは実感するのですが、そのうち普通の感覚になり、当たり前のことになってこれ以上を求めてくる。最初からこうだとなおさら。

景色が見慣れてくるんですね。

あるツルツル頭の講演家と名乗るおじさんが言っていたのですが、

真のリーダーは、ディズニーランドに行きたいと言っている奴を、富士山に連れていく人だ。

とおっしゃってました。

どこ行きたい?と聞かれて「ディズニーランド!」と言われれば、喜んでくれると思って連れていく。

楽しいから、また行きたくなる。

行きたいと言われれば、喜ぶの知ってるからまた連れていく。

入園から退園までの景色、観るもの、体験、ほぼ毎回同じ。なのに楽しいのである。

欲しいと思うものを、そのまま与えるのは、楽だし無難ですよね。

しかし、「ディズニーランドに行きたい」というスタッフに「オッケー。じゃあ富士山に行こう!」というと、

スタッフ「はあ?(こいつ頭おかしいかも。)」

となります。

でもスタッフにはディズニーランドに行く方法はわかりますし、連れて行ってもらわなくても行きたきゃ勝手にいきます。

でも富士山に行くとなると、天候・持ち物・服装・ルートの事前の計画や準備などはもちろん、道中のスタッフの様子や体調管理、現状把握しどれぐらい休憩するか、目標到達時間に間に合うか、など細かく管理しなければなりません。

途中でくじけそうになってる人には声をかけ、肩を貸し、絶対にみんなで登りきるぞ!と精神的な励ましやフォローも絶対必要になります。

そして登り切ったとき、ディズニーランドに行ってたら絶対見ることができなかった壮大な景色をみて、

達成まで導いてくれたくれたリーダーに感謝し、想像を超えた感動を得ることができる。

連れて行くだけではリーダーとは言えない。

達成までのプロセスを教え、目標まで並走し導いていく「マネジメント」をしてこそ真のリーダーということなんですね。

腹が減ってる人に、持ってる魚をあげるだけのリーダーと

腹が減ってる人に、魚の釣り方や調理の仕方などを教えて、生きていく術を厳しく指導するリーダー。

同じリーダーでも本当に優しさにあふれたリーダーはどちらなんでしょうか?

私の自宅から見える富士山。いつか登ろう・・・。
以上、ディズニーランド大好きで、富士山に登ったことのない吉田でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました