最近、「銀河の一票」というドラマをみまして。
そのドラマの中で、
「上に立つのではなく、前に立つ」
という言葉が妙に残ってしまいまして。
経営をしていると、 つい「上に立つ」という言葉を使ってしまう。
上司とか、 部下とか、 トップとか。
もちろん、 組織には役割が必要だし、 最後に責任を取る人も必要。
だから、 「上に立つ」が悪いとは思わない。
でも、 なんとなく最近、 少し違和感もある。
“上”って言葉には、 知らないうちに、 偉さとか、 支配とか、 評価する側みたいな空気が混ざりやすいから。
一方で、 「前に立つ」という言葉には、 なんだか温度がある。
前に立つ人って、 偉い人というより、
先に動く人。
先に不安になるし、 先に責任を背負うし、 先に失敗する。
でも、 後ろの人たちが歩きやすいように、 少しだけ道を整えておく。
そんな役割なのかな。
美容室経営も、 結局これなのかもしれない。
昔は、 「ちゃんと上に立たなきゃ」 と思っていた。
強く見せなきゃとか、 引っ張らなきゃとか。
でも、 人って、 圧では長く付いてこない。
むしろ、
ちゃんと前にいる人。
逃げない人。
そういう人の背中を、 静かに見てる気がする。
自分も、 思い通りにいかなかったことはたくさんある。
スタッフが減った時期もあるし、 理想と現実の差に、 結構へこんだ時期もある。
でも、 最近は少しだけ、 考え方が変わった。
「上に立つ」より、
“前に立って、 歩きやすくしておく”
それぐらいのほうが、 今の自分にはしっくりくるような。
リーダーって、
誰より偉い人じゃなくて、
誰より先に、 風を受ける人なのかもしれない。
「上に立つ」と「前に立つ」。
一文字違うだけだけど、 組織の空気は、 結構変わる気がする。
なんてね。


