30年目を迎える美容師の過去、現在、そして未来【今までのまとめ】

とある男性美容師の過去・現在・そして未来

いままで48回にわたって、これまでの美容師から独立までの道のりをざっくりとですが話してきました。

このまま続けてもいいのですが、今後の展開も少し方向転換していきたいので、一旦ここで整理してみたいと思いまして。

㊾回目があるのか、はたまた方向転換していくのか、試行錯誤中です。

どちらにしろ、失敗談が多くなることに変わりはありませんが(笑)


 

【なんとなくで始めた田舎の少年が美容師となり独立するまで】

 

創業後の話はこれまで色々書いてきましたが、

今回はその前、上京して美容師になってから独立するまでをまとめてみます。

■ 上京した理由は、正直なんとなく

最初から強い志があったわけではありません。

「美容師で成功するんだ」とか、「将来は独立する」とか、そういう明確な目標もなかった。

むしろ当時は、スタイリストになったら地元に帰ろう・・・。

それくらいの感覚でした。

■ 気づけば続いていた

上京して働き始めて、最初はできないことばかり。
正直、仕事は好きではない。接客も好きではない。

でも、

– 技術ができるようになる
– お客様に喜んでもらえる
– 指名が増える

少しずつ結果が出るようになって、
気づけばこの仕事を続けていました。

正直、「これだ」と思って選んだ仕事ではないけど、
やればやるほど面白くなっていったし、

他にやりたいことも、なかった・・・。

■ 努力すれば結果が出る、でも…

美容師という仕事はシンプルで、やった分だけ結果が出る。

それが分かりやすかったし、だからこそ頑張れた。

ただ、ある程度いくと、
そのシンプルな構造ではなくなってくる。

– 頑張っても売上が頭打ちになる
– 環境で評価が変わる
– 自分ではコントロールできない要素が増える

ここで初めて、違和感を覚え始めました。

「自分は、もっと評価されていいのではないか?」

■ 店長時代、一番しんどかった時期

正直、一番しんどかったのは店長時代です。

スタイリストとしての実力が認められ始め、店長に任命されたものの・・・

ほぼ休みはなく、売上の責任を常に背負う空気の中で、深夜まで圧迫会議。
THE BLACK

仕事以外の時間は、ほとんどありませんでした。

特にきつかったのは、家族との時間です。

ちょうど子供が生まれたばかりの時期で、本来なら一番そばにいるべきタイミングだったと思います。

でも現実は、仕事に追われてそれどころではなかった。

今でも妻からは、当時のことを言われます。

失った時間は大きかったと思っています。

■ それでも得たもの

ただ一方で、あの時期があったからこそ、

– 売上に対する責任感
– チームの動かし方
– 独立できるだけの資金

これらが手に入ったのも事実です。

トレードオフ、ってやつなのかも。

単純に「つらかった」で終わる話ではなく、
今に繋がっている貴重な時間でもあります。

■ 売上至上主義の限界

当時は、売上を伸ばすことが正義だと思っていました。

でも、ある時から感じるようになります。

これ以上売上を追うと、クオリティが下がる。

・お客様への価値
・スタッフの余裕
・自分自身の状態。

どこかを削らないと成り立たない伸ばし方には、
限界がある。

■ 考え方が、けっこう変わった

この経験を通して、

売上は伸ばせばいいわけではない。
どう伸ばすかの方が重要。

そう考えるようになりました。

一時的に伸びても、
続かない形には意味がない。

今以上に客数を増やすのは、物理的に無理。

ってことは、単価・・・。

■ 「このままでいいのか」という感覚

ある程度やれている。

でも、このまま続けた先が見えない。

働き方、時間の使い方、
自分の裁量。

今いる環境(社員数100人以上、低料金集客、長時間労働)は、私の力だけでは変えられない。

違和感は、だんだん無視できなくなっていきました。

■ 独立という選択

もともと強い志があったわけではありません。

でも、

続けていく中で感じた違和感と、積み重なった現実の中で、

「自分でやるしかない」

そう思うようになりました。

■ まとめ

振り返ると、

なんとなく始めた美容師が、
気づけば続いていて、

結果が出る中で違和感を感じ、
限界にぶつかり、

最後は自分で選ぶしかなくなった。

そんな流れだったと思います。

特別な話ではありませんが、
この積み重ねが、今に繋がっています。

ここから先は、創業後の紆余曲折を話せればと思います。

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