あゝ、愛しの美容師たちよ④

『売れる』美容師になろう!

日本という国は豊かで治安の良い国。

ってのはもう今となってはちょっとした昔話なのかもしれませんが、

家柄や学歴などがアドバンテージとなる社会ではなくなり、とにかく考え、行動した人にこそアドバンテージがある

今後の資本主義社会はそれが色濃くなるような気がします。

考えなくてもいい仕事は機械へと移行していき新興国へ仕事が流れ、人よりシステムに投資したほうが効率的で、24時間365日稼働することが可能。

今後来るであろう知識社会に適応できる1割と適応できない9割の間で格差が広がるとのこと。

しかし現段階で美容業界を激震させるイノベーションをすぐに起こすことは難しい。

だからこそ『美容師としてのレベルの底上げ』が今できることです。

 

以下の研究はアメリカのエール大学によるものですが、

自分の人生の目標や夢を持っているが頭の中だけで考えている学生が97%に対して、

夢や目標を持って紙に書いたり、壁に貼ったりと『見える化』している学生が3%いるそうです。

その学生が就職した時には、頭の中だけの学生より見える化した学生と比べると年収の差が32倍の差がついているという研究結果が出たそうな。

つまり、その3%の人が残りの97%の学生の収入をすべて合計しても余ってしまうほどの収入を得ているということです。

目標を決める → 壁に貼る。 以上でございます。

 

なのにこれだけで結果が大きく変わってくる、とわかっていても行動しない人は一定数いるんですよね。

矢沢永吉さんが若い頃のインタビューでも言ってましたよ。

「いつの時代も、やる奴はやるし、やらねー奴はずっとやんない。」

矢沢永吉名言まとめ

そのまんまですね。

 

不思議な事に、やったほうが良いのをわかっててやらない。

行動して結果を出し続ける人と、行動しないから結果も出ない人。

どちらも「平等」に同じ報酬を与えることは、むしろ平等ではなく「不平等」「不公平」

なわけですよ。

さて行動するにはどうしたら良いのか。

「ミラーニューロンの法則」はご存じでしょうか?

ミラーニューロンとは、自分の目の前の人の「行動」や「言動」を無意識にコピーしてしまう法則の事

他人という鏡を使って自分自身を映し出すことで自分を磨く性質の事です。

できるだけ自分がなりたい姿やイメージを持っている人を自分が見る鏡へと映し出したほうが良いので、自分より明らかにレベルが高い人を目標にし、自分からできる限りコンタクトを取ったほうが良いわけです。

しかしこれができない人がほとんどで、同レベルや自分より低いレベルの人といたほうが楽で気持ちがいいし、謎の優越感に浸れるので、脳は自然とそちらを求めるわけです。

だからこそ自分からチャンスをつかみに行く人が勝利を手にする、という単純な理論ですね。

 

なのでこうなります。

【できるだけかかわりを増やすべき人】

「ポジティブ」・「明るい」・「対等に話をしてくれる人」

 

【できるだけかかわりを避ける人】

「ネガティブ・悪口・メンヘラ」・「承認欲求が強い」・「マウンティングゴリラ」(常に自分が上であることを誇示する人)

※このような人の大半は自分ではそう思ってないとか。

そしてこのような人と仕事をすると生産性が下がり、大切な時間を奪われます。

 

【やること】

常に目標や夢を紙などに書いて見える場所に貼る。
毎日確認し、上書き・修正をしてみる。

 

【なぜそうしたほうが良いか】

日本人は遺伝子的にセロトニン(幸福ホルモン)の分泌が欧米人にくらべて極めて低いため、「不安感」を抱きやすい性格の人が多い。

つまり周りと一緒じゃなければいけないという意識が自然と働きやすく、ミラーニューロンの影響をもろに受けやすい国民性がある。

自分が成長する環境下では飛躍的に成果を出すが、そうでない環境下では多くのストレスを抱えながら生きるため生産性や効率が下がり、心身共に疲弊しやすいく、成果が出にくくなる。

しかしこの不安感を多く抱きやすい国民性が、自然災害への備えや、地震に強い建物の設計技術や、お互いに助け合う精神も高く、今回のコロナの予防意識で感染拡大を諸外国よりも防げているともいえるそうです。

その不安感があるからこそ、これからの時代を生き抜くスキルを、変化に対応できる柔軟性を身につけなければならない。

不安感を消すことのできるのは、国でも会社でも他人でもなく、自分だということですね。

 

【まとめ】

んー、いいから、とにかくやれ。

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