10年も経つと、いろいろ変わりますって、まだ言うか①

失敗から学ぶ美容室経営。

家計も安心!諸経費全てコミコミの『MOTA定額マイカー』

なんで10年10年ってうるさいかと言うと、

N’SOL、今年8月でで10周年を迎えるからです。ぱちぱち。

 

そうするとですね、結果には必ず原因があるわけでして。

「内的要因」「外的要因」です。

 

内的要因はサロンや個人が原因、外的要因は世間や時代の流れです。

 

内的要因はさておいて、やはり人間てのは弱いもので、すーーーぐ環境のせいにします。

 

だから弱い人間代表の私は外的要因に矢印向けた途端、それはそれはよくしゃべるわけです。

 

昔、といっても10年前に比べて美容室の件数はもちろん、美容室と美容師の情報発信が数年前よりも莫大に増えましたよね。

 

昔はポスティングやチラシ、通りすがりで、お客様は美容室を認識してました。

どんな美容師がいるかも外から覗くしかなかった。

だから駅前路面店が有利だった。

中には朝から晩まで駅前でチラシを配ってるサロンも多数ありました。

私も一件一件訪問してチラシを渡したり、駅前でチラシを配ったものです。

 

でもって、「どんなみせなんだろ?」「どんな美容師さんが担当するんだろ?」

「へたくそだったらどうしよう・・・」

 

と、それはそれは「不安」だったわけです。

 

がしかし、その不安が大きいからこそ、少しでも安心する要素があれば、「もうここに決めよう」と「固定化」もさせやすかった。

 

でも今はポータルサイトやSNSでたくさんの美容師と美容室が探せる。

なんなら遠く離れた地の美容室や美容師も検索できてしまう。

だから地域の人たちが「美容室ってこのへんにこんなにあったんだ」「美容師ってこんないっぱいいるんだ」というように、多くの美容師の存在に「気が付いてしまった」わけです

 

スタッフ、内装、コンセプト、全て「丸見え」で。

 

そして依然抱いていたような不安は、ほぼ解消された状態で来店する。

後はその情報に「信憑性」と「再現性」があるかどうかの確認。

 

そしてそこで「固定化」

ではないのです。

 

単に「ストック」されるだけ。

 

いくら今回それなりに満足したとはいえ、まだまだたくさんの美容師がこのへんにはゴロゴロいるわけで。

次行くのは2ヶ月以上先だったりすると、それこそその間に「ここもいいかも」って思てしまうわけで、

その時「ストック」されていた状態から、「カゴ落ち」してストックしていたことを忘れられているかもしれない。

 

これが「失客」なわけです。

 

技術が下手、不快な思いをした、そんなことではなく大半は「カゴ落ち」「ストック漏れ」です。

 

つまりリピートや固定化するまでにあちこち行ってみて、やっとこさ「ここかな」となるわけです。

新規で来て以来1年ぶりに来店という人も最近は多くなってきています。

 

だって年に5,6回行けばいい方ですからね。平均は3~4回。

たった3件しか1年以内に来店しておらず、そこしか査定して無いわけです。

 

そんな中で「ファン」を獲得しなければいけないのが現在。

たった10年でこれだけ顧客流動性は激しさを増したわけです。

つまり、戦い方をシフトしなければ勝てなくなってきたわけです。

 

だから「情報発信」の頻度が大事になってきた。

美容室に行ってそこそこ満足しても、3日後とか1週間後に、「あ、ここにすればよかったかなー」となっても次行くのは3か月後。

その時に前回行ったサロンをおぼえているか?けっこうもう忘れていたりする。

それは情報発信と来店後の「追っかけ」が足りないから忘れられてしまうわけです。

だからこそ情報発信の頻度が重要。

 

例え新規で来店してくれない場合でも、「次回はここに行ってみよう」とかごに「ストック」されていれば2か月後には来てくれるかもしれませんが、そのころには忘れているかもしれない。

だからこそ情報発信の頻度が重要。

 

これを「カゴ落ち防止」というわけです。

かごに入れたものが、落ちずにちゃんと入っていて取り出してくれる状態をつくる。

 

その効果を発揮してくれるものは、全て試したほうが、「かごの網目を詰まらせて狭くすること」になる。

網目が荒いのに、詰め込んじゃうと、網目が広がっちゃいますよね。

 

つまり、「外的バスタブ理論」ってわけですね。

 

なんだか、たいへんですが・・・。ふぅ

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