売上、伸びない。指名客、増えない。そんな悩める美容師さん、きっとここが原因。

『売れる』美容師になろう!

今回は完全に美容師さん向けの内容です。

以前こんな記事を書きました。↓

売れてる美容師の特徴シリーズを、一旦まとめてみた。
新幹線は、同じ距離と時間なのに料金が違うこともある。 美容師も、同じスタイルと時間なのに料金が違うこともある。 きっとそれまでのプロセスにお客様が感じるメリットや気持ちの良さの違いがあるからですよね。

.tokyo

全国の美容師さんがみんな売れてて理想の生活を手にしていれば、こんな記事を書かなくていいのですが、現に売れてる美容師はそんなに多くはなく、「そこそこ」といった感じの人が多いと思います。

中には、「なぜこの俺様が、こんな奴らより売り上げが低いんだ!おかしいだろ!」って感じで完全に矢印が外に向いてる人もいるのでは・・・。

 

そんな人はまず自分に矢印を向けることから始めましょう。

今から言うことは、決して上から目線ではなく、「自分の経験」だから言えることです。

そうです。まさに私がそういう美容師であり、そういう状態、「売れない」状態だった時の話なので。

美容師さんは誰しも一生懸命練習し、技術を身に着け、それを武器に飯を食うわけですが、

 

早くも結論から申し上げると、

伸び悩む美容師はあることを完全に忘れている可能性があります。

 

それは、「まわりあっての、あなた」という自分の立ち位置を忘れていることです。

美容師として一人前になるまで(なにをもって一人前かは別として)には、たくさんの人がかかわってくれていて、今があるわけです。

あなたの会社も、あなたの先輩も、そして後輩も、あなたにたくさん時間を投資してくれたおかげで、今のあなたが在るわけです。

 

では立ち位置を忘れるとはどういう状態か。

それは、自分自身は「社会の一部」であり、「組織の一人」であり、「チームの一員」であるということを忘れている、

 

もしくは、「他人への興味」が異常なまでになくなっている「自己中心的」な状態

 

これでもある程度は成長し、売上は上がると思います。ただそれは「短期的」に終わる。

人間は「長期的」な繁栄をめざしたほうが「ストレス」が軽減され、心と体の健康が保たれます。

 

初めからどこの組織にも属せず、誰からも教わらず、そのうえで顧客を増やせる人なんていません。

自分は顔がイケメンだから、かわいいから、それで人を集められるなら、美容師じゃなくて他のことをやるべきです。効率悪いので。

 

自己中心的で、何が悪いの?そう思う人もいるでしょう。とくにこういう時代にはね。

 

「個人を尊重する」という舌触りのいいセリフを、最近はよく耳にしますしね。

 

自己中心的だとなぜいけないのか。

それは、「ルール」を守ることの重要性を理解しなくなるからです。

国に、会社にルールがあるのはなぜか。

それは、国の平和を保つため、会社の平和を保ち、「会社の成長」に必要だからです。

 

会社の成長には「社員の成長」が必要だからです。

会社と社員を成長に導くもの、それが「ルール」というわけです。

 

「理念」もそうかもしれませんが、その理念を実現させるにはルールにのっとって仕事をすることが一番の近道だからだかです。

 

そもそも「ルール」は誰かを縛り付けるものではなく、過去の成功事例や失敗事例の蓄積のもと、より良くするために設けられている「成功への近道」だと思うのです。

 

つまり、売れっ子スタイリストと、伸び悩みスタイリストの大きな違いは、

「ルールを順守している」「ルールを軽視している」かの違いです。

※まさかないとは思いますが、売上いかなかったら自分で補填しろなどの理不尽なルールがあるとしたらそれは論外です

 

ルールを軽視し、「スタンドプレー」に走りがちな我が強い美容師は、まず伸びないと思います。

会社、チームのルールというのは、成長をより加速させるものだということに早く気づいた人が、

上司から感謝され、後輩から感謝され、お客様に認められ、たくさんの周囲のサポートを受け、結果を積み上げていくわけです。

 

「こんなルールぐらい、守んなくてもいいよね」

 

いいえ、お客様は見ています。店長は見ています。後輩は見ています。

売れっ子にふさわしい人間かどうかを。

 

売れるために意識することの1つ、それは

 

「チームビルディングに参加する」ことです。

良い美容師である前に、まずはチームメイトであることを意識する。

チームで達成することを第一に考える。

 

私は、「俺はやってる」「俺は悪くない」

そんなやつでした。

 

髪型も、服装も、自分ではイケてるつもりになってますが、実際はダサかったんだと思います。

そして生き方もダサくなる。

 

上手くいくわけないんですよ。そんなやつが。

 

だから私の転機は、店長に「させられた」ことです。

 

当時のオーナーに「君は人の上に立ってみないと、ずっと変わらない」といわれて、

 

会社やスタッフのことを「考えざるを得なく」なったわけです。

 

当時のオーナーの決断に感謝、ですね。

 

今は美容師の働き方の選択肢も増えました。

業務委託、フリー、面貸し・・・。

わずらわしさから解放され自由に働く。

それもいいかもしれません。

しかし、何も言われない、何も指摘されないことは、果たして自由で幸せな事なのだろうか。

自分を成長させてくれるのだろうか。

私は弱い人間なので、チームが必要です。強くなるためには。

 

伸び悩んでる皆さん、自分の為にやるのは当たり前。

人の為、チームの為に、ルールを大事にして、動いてみませんか?

あなたの趣味や生活に役立つ情報も【スマートニュース】

タイトルとURLをコピーしました