吉田はこう考えております。【SNSと美容室の関係性編】~インスタ集客・インスタ就活ってどうなんだろうね?~

『売れる』美容師になろう!

今回は短いです。

すぐ終わります。手抜きじゃないですよ。

美容室に限らず多大な影響力をもつインスタグラム。

Pete LinforthによるPixabayからの画像

もはや美容師に至ってはやってない人なんてほぼいないのでは?

 

個人がほぼ無料で発信できるので美容師にはものすごいアドバンテージのあるツールとなりました。

 

美容室によってはインスタフォロワー数がお給料に反映されたり、規定のフォロワー数を持っていることが内定の条件になっている美容室もあるようです。

 

最近就職ガイダンスでお話をした学生さんも、第一希望の美容室は事前にインスタフォロワー数の規定があってそれが面接を受けられる条件だとか。

 

なかなかのハードルですよね。

 

でもこれはある意味、今の学生たちには個人で集客する力がある程度ついていて、入社してスタイリストになるまで、そしてなってからも自らの商品価値をあげ、それを発信するというマーケティング力が備わっているということなので、

一定の規定に達している学生さんを迎い入れることでサロンのインフルエンサー的存在にもなり、かなり早い段階で戦力になり売上を伸ばす可能性が広がるわけです。

サロンにとっては情報の拡散力が増すのでフォロワー数の多い学生は魅力的なのです。

 

それをやるには、既存のスタッフ達もかなりのフォロワー数を持っていなければならないし、サロンとしての「色」や「方向性」もある程度定まっている必要もあるし、とにかく「選ばれ、選ぶ側」になれるぐらいのブランド力がないといけないわけです。

 

逆を言えば、どんなにまじめで素直で頑張り屋さんでも、インスタに力を入れてなければ内定はもらえないわけです。

 

今の美容師さんは、徹底的にインスタを攻略するスキルまで求められているわけですね。

 

私はインスタを「美容師」としては発信していません。

美味かったメシと猫の写真ばかりです。

もちろんフォロワー数もしょぼいです。

 

ゴミ同然のコンテンツと化しています。

 

しかしアンソルにも、インスタ頑張ってるスタッフもいるし、

そこまでインスタやってなくても高い売上と指名数をもち、美容師としては成功していると言える年収のスタイリストもいます。

 

もちろんインスタはやったほうが良いと思います。

決してマイナスにはならないですし、発信力も身につくし時流をつかむことにもつながりたくさんの同業者からのホットな情報を得ることもできます。

スキルアップに最適なツールです。

 

ただ私が言いたいことは2つで、

やり方や見せ方ばかりに囚われてはいないか。
本来の目的が薄まってはいないか。

 

ということです。

 

インスタ投稿を頑張ることで、フォロワーが増え、「いいね」をたくさんもらえるので高い「承認欲求」が得られると思います。

それがモチベーションにつながり、投稿のクオリティーも上がっていきます。

素晴らしいことです。

 

しかし、私たち美容師がしなければいけないのは、顔の見えない未来店客や見込み客、多くのよく知りもしない人達に素敵な投稿を褒めてもらい「いいね」を獲得することではなく、

今いる目の前の「リアルなお客様」に感動を与え、認められることです。

美容師の主戦場は、やはり「現場」

 

流行や情報に敏感なお客様は、インスタやホットペッパーのたくさんの素敵な写真や投稿をみてお店を選んできてくれるわけですが、

流行や情報に敏感なお客様を、自分のお客様に「固定化」することが重要。

流行や情報に敏感なお客様は、

流行や情報に敏感なお客様なので、さらにホットな投稿や情報を目にするとそっちに流される確率も高いです。

だからこそ、やり続けなければいけません。

 

私はどんどんインスタで発信すべきだと思ってますし、最大限に利用すべきだと思っていますが、

インスタのフォロワー数を増やす努力は、「現場力」があってこそ結果につながります。

 

どうせやるなら、指名売上もフォロワー数が増えるのに比例して伸びないともったいない。

めざすべきは売上です。

自信の投稿を具現化するだけではなく、スマホの画面からは伝わらない「思いやり」や「気遣い」を、

インスタの投稿以上に磨いてほしい。

美容師の仕事はインスタのように拡散できません。

どんなにフォロワーが増えても、

1対1です。

 

お店に足を運んでくれた「リアル」なお客様をがっかりさせないで欲しい。

そう願うのであります。

インスタ頑張ろ。

 

 

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