ってことは前回の①②の「時間」「顧客心理」だけではないのですよ。
もっともっとあるわけです。
下手したら⑩ぐらいのシリーズ化(減った・・・)、そしてそのまま1冊の(薄い)本ができてしまうかも。弱気
「1日が指名客だけでいっぱいになる」
目指すのは変わらずここです。
地域性もありますが、単価は1万5000円を目指すべきだと思います。
売れたいのに「どうして売れないんだろう」と思う人。
今回もここにめがけての発信でございます。
今回は珍しく「技術」のお話を。
いやいや、技術は外国で英語話せる程度だと言ってたじゃないかと?
は?技術が大事に決まってるじゃん!
そう。やっぱり技術です。
私は技術を否定してるわけではく、技術を「点」だけで考えることを否定しているので、実質考え方のことを述べておるわけです。
↑と①でも触れましたが、カットの技法やプロセスはお客様にとってそこまで重要ではない。
お客様にとっては
まずここで満足してくれるでしょう。
ここまでくれば「上手なスタイリストさんだった。」
となるわけです。
その先の「感動」まで持っていって、「固定化」する確率が高まるわけです。
あくまで「高まる」だけです。
「絶対」ではありません。
お客様が感動するのは、
一生懸命正確なカットをしているスタイリストの姿でも、
ウェット状態で完璧なカットを終えた状態でもなく、
最後のフィニッシング(仕上がり)で変身できた時です。
最後のフィニッシュ?なんかおかしいか。まあいいや。
ということは、
極論、カットにミリ単位の正確性がなくても、
スタイリングが上手ならば、「カットが上手な美容師」と思うわけです。
ということは、
極論、カットにミリ単位、ミクロ単位での正確性があったとしても
スタイリングが下手だと、「カットが下手な美容師」と思うわけです。
そう、
「あの美容師さん、カットはうまいけどスタイリングが下手なのよねー」
という感想になるお客様は、ほぼいないのです。
心地よさをどれだけ与えられるかが「カットの上手さ」になることの方が多いのです。
ということは、
スタイリング力をつけることが重要ということです。
そしてもっと掘り下げていくと、前髪や顔周りのデザイン、
そしてもっと掘り下げていくと、いかに「小顔」に見せるデザイン力があるか。
はい、もうわかりましたね。
スタイリングの際、「小顔」に見せることは女性にとっては最重要課題なのです。
小顔になりたくない女性なんていないわけです。
カウンセリングからフィニッシングまで、「今よりも小顔」がテーマになるわけです。
分け目をどう見せるか、前髪にどんなボリュームや立ち上がりを与えるか、フェイスラインをどう見せるか、トップのボリュームをどう作るか。
そしてここからがさらに大事。
前髪、顔周りを切るとき、スタイリングするときこそ「優しく、丁寧に」
ドライもブローもとにかく「優しく」
ウィッグのブローみたいにぐいぐいテンションかけて引っ張らない。
「俺、ここはこだわりたいんで」感を発揮するのはまさにここ!
※ちなみに私は「優しさ」を出すときは小指を立ててブローします。レッツトライ。
最近のインスタはお客様の都合により横のフォルム、やや斜め後ろからの写真だらけ。
はい、上手ですよ。綺麗だと思いますよ。こだわりも感じますよ。
でも写真用にそこばっかり時間かけてないですか?
そこばっかり綺麗にみせようとしてませんか?
もちろんそこも大事ですが、サロンワークでは是非、前から見たお顔の方をより意識していただきたい。
そして前から見たときの「小顔スタイリングのコツ」を伝えることができればモアベター。
まとめ
①「時間」で確率を上げる
②「顧客心理」で確率を上げる
そして
③「スタイリングスキル」で確率を上げる。
さて、次は何で確率を上げていきましょうかね?
もうお腹いっぱいですかね?
しつこいようですが、
1対1の接客業に、一発逆転なんてないのです。
↑美容師も意外と知らないこともあったりしますよね