こういう傾向になっていないだろうか。
どうせアイロンやコテで仕上げるから、ブローをあまり重視していない。
これは若い美容師に多い傾向なのかもしれないが、
ぶっちゃけ中間の教育側の立場のスタイリストなども、そうなってるのでは?と。
もちろん、正解や不正解は無いのだが、
最近は実にブローを軽視する傾向になる気がする。
根本が立ち上がっているからこそ、
艶があるブローあってこその、アイロンやコテだと思うのだが・・・。
そして、アイロンやコテで仕上げておいて、
そのスタイル作りや事前の髪のケアの話などは一切していない。どうだろうか?
「その場できれいに仕上げて終わり」
そんな仕事になっていないだろうか・・・?
それだと将来「オワコン美容師」に道をたどると思っている。
しっかりとブローされたスタイル、していないスタイル
顔の大きさ、ツヤ、持ち、
全部変わってくる。
※具体的な画像がなくてすいません。
そして指名が増えない、売上が上がらない美容師になる傾向。
それこそが、
「サロンで髪型作って終了」する美容師だ。
そこで自分の仕事が完遂してると思っているのだ。
自身が作ったスタイルに必要な自宅ケア・技術・商品・プロセス・・・。
そしてなぜそれが大事なのかという啓蒙。
時間内に終わらせて次の客に備えて数をこなし、自身の再来指名で集客することを考えずサロンのクーポンや集客に頼っていると、自分の商品価値など一向に上がらないのだ。
客が少なければ、サロンの広告・立地・イメージが悪いと他責になるのだ。
簡単なことである。
「サロン以外でのお客様の生活に寄り添う」ことができなければ、指名は増えないのだ。
美容師はプロである。
プロというものは「知識」を活かしてお客様の人生を豊かにしてあげる必要があるのだ。
お客様を喜ばせる手段に、美容師を選んでいる。それだけなのだ。
それなのに、お客様がきれいなヘアスタイルで毎日を過ごすことに対して、なんの責任を持たない。
「商品を勧めると押し売りだと思われるから進めたくない」
言い方は過激かもしれないが、
そんなやつは美容師としてプロとは言えない。
スタイリングもケアも伝えない美容師。
そんなやつは、職場放棄だ。すまん、言い過ぎた。
なぜ、「知識」というどれだけ持っていても荷物にならない財産を得ることを、なぜしないのか。
でもそれぐらい「知識」は大切なことだ。
なぜか?
同じ技術でも、「信頼度」がぜんぜん違う。
選ぶのはお客様だ。
美容師が勝手に「面倒くさい」という選択をしているのだ。
めんどくさがり美容師
or
教えたがり美容師
「職業観」が高く、プロとしての仕事をしているのはどちらだろう。
お客様は、ちゃんと感じていますよ。



