「グッモーニン!ご機嫌いかがですか!別所哲也です。機嫌は自分で作るモノ!」
平日朝のFMラジオ「J-WAVE おはようモーニング」別所哲也さんがたまにこんなことを言うのです。
まさにその通り。
大好きなフレーズです。
機嫌は自分でつくるもの。
機嫌の悪い自分を選択しているのは、まさに自分なのですよ。
まえにもアンガーマネジメントの話をしましたが、
機嫌の悪い理由を、口に出して実際に言ってみる。
そうするとそこに、「客観性」が生まれて機嫌の悪い自分を俯瞰できるんですねー。
ただ自分の頭の中に閉じ込めておくのは健康にも悪いそうですよ。
「今自分は機嫌が悪い。なぜなら・・・」
と書いてみたり、言ってみてください。

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ふと、「うわ、俺何やってんだろ。はずっ!」
ってなって、ちょっと機嫌が悪い ⇒ ちょっと恥ずかしい
ってなります。
1日のスタートは、できれば機嫌よく、元気に行きたいですよね。
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自分もそういうとこあるんだろうけど、世の中には自分に不都合なことが起きると、真っ先に他人や環境のせいにするようなことを見事に「秒」で口走る人がいます。
たとえば、先輩からの指示を取り違えて失敗すると、「わかりにくい指示を出した先輩が悪い」と不満をもらし、お客様のお直しやクレームには、「変なお客だったし、髪質も悪いからしょうがない」と開き直る。
いつでも「自分は悪くない」と主張し、問題の原因はすべて他人や社会のせいにする。
指摘されると、「でも、あの人も・・・」「でも、あなただって・・・」
と自分以外の人に矢印を向けて、瞬時に自己防衛に切り替えようとする。
そんな人、周りにいませんか?
ほら、「秒」で浮かんできましたよね。
確かに、世の中にはどうにもできないことが数多くあります。
たとえば、人間は生まれてくる場所を選ぶことはできませんから、貧しい家に生まれたのは自分のせいではありません。
私だって天然パーマを望んで生まれてきたわけではない。
できればパッチリ二重が良かったし、背も180㎝は欲しかった。
パク・セロイぐらい。

仕事も同じで、会社の上司は自分では選べませんし、長く続く不況を好況に変えたいと思っても、どうにもならないのは事実です。
今回のようなコロナ禍も、そうですよね。
いくら「〇〇が悪い」と愚痴っていても、なにもしなければ状況は同じままです。
やや極端なたとえですが、あなたが底なし沼に落ちてしまったとして、そのとき「こんなところに沼があるのが悪い」と愚痴るでしょうか。
愚痴っていても沼に沈んでいくだけですから、なんとか必死に考えをめぐらし、この沼を抜けようとするはずです。
人生もこれと同じです。
「〇〇が悪い」と責任転嫁しているのは、沼に落ちて愚痴っているのと同じ。
必死に這い上がる努力をしなければ、沼から抜け出すこと、つまり「成功」を手にすることは一生できません。
天然パーマでも愚痴らない、活かす!
背が高くなくても、「おれが背が低いんじゃない!みんなが高すぎるんだ」
部屋が狭くても、「部屋が狭いんじゃない!俺がでかいんだ」
すいません、ポジティブが過ぎました。

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