異性と付き合うと「彼氏」という役割が増える
結婚すると「旦那」という役割が増える
子どもが生まれると「父親」という役割が増える
やはり、役割をもらって「目線」が変わると、見える「景色」も変わってくる
毎日飲みに行って、休みの日は無駄に浪費し、異性とも真剣に付き合おうともしなかった独身時代。
自分のうだつの上がらなさは、会社のシステムのせい。
自分のうだつの上がらなさは、会社の環境のせい。
親からもらった見た目のせい、天然パーマのせい、
せいせいSAYSAY!!
そんな自分だから、底辺をのさばっていたのである。
売れない原因は、すべて自分だったのだ。
本当はそこで気がつけばよかったのだが、能力がない人間は環境が変わらない限り気が付かないのだ。
離れて俯瞰して見てこそ、自分がいかに愚かだったかがわかるのだ。
しかしながら、組織のチームビルディングへの参加意欲が足りなかったこと、どこか生意気だったこと、給料の低さを会社の給与体系のせいにしてたこと、ミーティングのときのノートはメモではなくてほとんど落書きでうめつくされていたこと、酒癖がわるかった・・・
挙げればきりがないのだが、一度染み付いたイメージを払拭するのは容易ではない。
自分のアシスタントについてくれてたスタッフが退社後、
「先輩ならウチに来れば稼げると思いますよ!一度店長にあってみませんか?」
そんな連絡をもらった。
なんでもその店長、私と同い年で70万ぐらい給料もらってるとか。俺の倍以上じゃないか・・・。
これはある意味、潮時ってやつかな、と。
8年間お世話になった大都会草加、そして大都会足立区を、私はあとにすることを決断した。
社長「なんで辞めんの?」
私「なんか、白いうんこが出てきてしまいまして・・・。あ、すいません、地元に帰ろうかと・・・。」
どっちも嘘なんですけどね。
社長はクスりとも笑いませんでした。
でも事務員さんはちょっと笑ってたな・・・。


