失敗からの学び、人事編①

失敗から学ぶ美容室経営。

本日も、大好評「失敗からの学び」。

なぜか「失敗」というワードを入れると閲覧数が伸びます。

ほんと、みんな人の失敗が好きなのね♡

 

以前の投稿とも少し被るかもしれませんが、

美容室において、優秀な人材を獲得するのは極めて難しい。

と、私は個人的に思っています。

 

アンソル創業期はたくさんの優秀な中途・新卒を採用してきました。

 

だがしかし、そもそも現在アンソルは新卒しかとらないので優秀かどうかなんてわからないのです。

実績やデータが学生の履歴書じゃ何とも言えませんし。

Photo by Alex Green from Pexels

ただし、経験上なんとなく採用の基準みたいなものはあって、上から順に決めています。(美容学生必見!)

1、とにかくニコニコ笑顔が素敵な人
2、とにかく素直そうで優しそうな人
3、よくわからないけど性格良さそうな人
4、天然ちゃん
5、頭良さそうな人(採用しないかも)
6、高学歴(いや、来ないだろ)

の順番です。

なんで頭の良さそうな人が下位なのか・・・。

これは、「うんうん」とうなずく経営者さんもいるのでは?

 

そう、基本最初から頭良くて優秀な人だったら「うちを選ぶ時点でミスマッチ」なのです。

N’SOLのみんな―!君らが頭悪くて優秀じゃないっていってるわけじゃないからなー!

最後まで聞けー!

 

はい、そもそも私が優秀で頭良いかと言えば全然そうじゃないんでね。

 

頭が良くて優秀であることに越したことは無いのですが、最終的にそういう人ほど「できてないこと、できてない人を許せない」傾向にあるのと、逆に「要注意人物」になる可能性が高くなる。

組織の枠から少し外れ、「この会社のここがだめだ」「あの人のここが気に入らない」

と思うだけならいいのだが、それをアウトプットされると引っ張られるスタッフも出てくる。

そういう人の前では、指摘するよりもここは同調しておこうという空気になる。

吐き出した側は、「でしょでしょ、やっぱりあなたもそう思うよね!」と組織の外側に強引にはみ出させることになる。

 

ポイントは「思うよね」の「ね」の部分である。

こうなると異論反論をする機会を暗に妨げている。

「思う?」の「?」ならまだいいのです。

意見交換なので。

 

自尊心が強かったり、失敗や挫折の経験が少ない人ほど、思い通りにいかないことが許せないのでそうなることが多い。

 

なぜこういうことが起きるかと言うと、

先程の上位に位置する人は、

「余計なことを考えず、早くスタイリストになるという目的からブレない」のである。

 

頭がいい人、優秀な人は、それ以外のことも考えたり思ったりすることもできる、ある意味「マルチタスク」が備わってしまっている。

 

余計なことを考えず、

「お客様、スタッフ、サロン、そして自分にとっていい事」だけを素直にかんがえてくれるだけで、私は幸せなのです。

 

もちろん、そんな頭のいい人・優秀な人をたくさん採用できる会社もたくさんあります。

1次試験・2次試験など、応募が殺到してふるいにかけられ難関をクリアした超エリートだけを採用できるなんて、経営者には夢のようです!うらやましい・・・。

 

結局何が言いたいかというと、スタッフは基本的に

 

「優秀であることより、自分に合ってるかどうかの方が重要」ということです。

そして会社の理念や仲間を大切にできる人が、自社においての「優秀な人財」だと思っているのです。

今後組織を大きくしようとしたとき、やはり私は「自分に合ってる」スタッフを幹部に招き入れ、そしてそのような人たちと前に進みたい。

お名前.com

会社の理念、サロンの方向性に共感し、

何よりも素直であること。

 

炎上、批判覚悟で言うと、私とまったく同じことしか言わない「イエスマン」であることが、右腕・NO.2の条件なのである!

 

そこの社長!「うんうん」とうなづいてますね・・・。

 

あ、でも一番採用したいのは「優秀で素直で元気な天然ちゃん」です。

集まれ、Y・S・G・T!

 

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