批判や炎上、あると思うが炎上するほど読まれてないから、まいっか・・・。

失敗から学ぶ美容室経営。

たまに、(というかほとんど)どうでもいい記事を書きたくなります。

私は25歳でタバコをやめました。

ってことは20年タバコは吸っていません。

 

なぜやめたか。

 

まず当時マルボロが確か250円(マイルドセブンは220円だったと思う)、1日1箱吸ってしまうとすると、250円×30日で1か月7500円。

7500×12か月で1年で90000円タバコにお金がかかっている。

ということは、私はこの30年、タバコを1日1箱吸い続けた人より270万もお金を節約したことになる。

今はかなり値上がりしているから、もっとだろう。

 

そう、チリツモである。

 

そう思えばやめられると思ってやめた。わけではない。

 

タバコを吸いながら、ふと「あれ?なぜ俺はタバコを吸い始めたんだっけ?」って考えてみたら、理由は単純で「カッコつけたかったから」「カッコイイと思われたいから」

 

である。

 

ということは、「あ、俺、タバコ吸わないんで」っていうのも、まあカッコいいかな?

と思えばやめられるかと思い、やめた。わけではない。

 

はい、単純にお金がなかったからです。

お酒もたくさん飲んでたのでいつもお金がなかったのです。

お酒はやめられないからせめてタバコをやめたのです。それだけです。

 

しかし、タバコをやめてふと思ったことがありまして。

 

「タバコ吸う人の方が、なんか休憩めっちゃとってねーか?」

ということです。

美容室と言うのは当時1時間とかまとまった休憩がとれず、もちろん外食などできるわけなく、お弁当を速攻でかきこんだら歯を磨いてすぐにフロアへ。

そんな感じでした。

あれ?違うの?

 

 

まあ、当時はなんか、ちょっと時間が空くとすぐタバコ吸ってる人が多かったように思います。

 

灰皿なんかも用意されてて。

 

誤解だったらすいません。

なんか、タバコ吸う人はちょこちょこ休憩所で、タバコ吸う人同士よくしゃべってるわけです。

もちろんそこに非喫煙者が入り込むスキなどない。

喫煙者同士の絆と煙に阻まれて近づけないのだ。

 

非喫煙者の私にも、休憩の権利はある。

 

私はちょっと時間が空いたスキにスタッフルームで腰かけ大好きなコーヒーを飲んでいると、

「吉田くん、コーヒー飲んでないでちょっと出てヘルプして。」

 

私「あ、は、はい」

 

ブレイク失敗である。

 

でもって、

 

「吉田君ってさ、なんかいつも座ってコーヒー飲んでるよね」

 

そう、その先輩は私のことを遠回しに「サボってる」と言いたいのだ!

 

で、なぜか喫煙者は「休憩している」とみなされ、お咎めないのだ!

 

立っているか、座っているかの違いなのに、非喫煙者である私の休憩は「サボり」に寄ってしまっているのだ。

 

タバコ吸わないでコーヒー飲んで心を落ち着けてたほうが絶対パフォーマンス上がるのに、喫煙者にはなぜか特権があった。正当に休憩と認められる特権が・・・。

 

しかも灰皿とかいっぱいになってんのに片づけない!

 

なんで非喫煙者の私が気が付いて捨ててあげなければならんのだ!

 

そんな私に気付いて、「ありがとね」と言ってそっと缶コーヒーをくれるなんて人もいなかった!

当時はお昼食べれない、なんなら夜にお昼ご飯食べる、ってことが多かったので、

ご飯食べた後、歯を磨き、ほんの5分ぐらい机に突っ伏して目を閉じていると、

 

「ちょっと、何寝てんの?ありえないんだけど」と言われたりもしたな・・・。

 

ちょっとの時間でも仮眠をとると、その後のパフォーマンスは上がるのにね。

 

最近は本当にいろいろな無駄が省かれたりとか、常態化されてたことが科学的にも無駄と立証されて無くなったりしていますが、

 

よく考えるとおかしなことありましたよね。

 

部活の「水は飲むな」的な。

 

それに近いのが、私は「ワンレングスを座って切るな」「カットイス(スツール)に座ってカットするな」だと思っています。

 

姿勢が大事。フォームが大事ってことなんだろう。か?

それこそ、座って切るのは「サボってる」「休んでる」ことになるからなのか・・・。

ちなみにこんな記事も⇓ ⇓ ⇓

椅子に座ってカットしちゃいけない…「昭和」すぎる美容師業界の“謎ルール” | 文春オンライン
今回は、美容師なら誰しも共感できる「カット椅子」にまつわるお話です。 カット椅子とは、その名の通り、座りながら髪を切るために用いる椅子のことです。 ただでさえ腰を痛めやすい美容師、余計な負担は避けたい…

なんか、結構昔は「顧客満足」とかよりも変なこだわりのサロン内ルールが多かったように思います。

 

美容師はバリカン使わないでハサミで刈り上げろ、とか。

 

中途で入社してまもなく、まだ11時だけどタイミング的に今お昼ご飯食べないと、その先休憩入れなそうだから今のうちに食べちゃえ、って思って食べてたら

「なんでアシスタントより先にご飯食べてんの?」って言われたり。

 

なぜそうするのか、を説明できないルールって、結構ありませんか?

聞いてみたら、「そういうきまりだから」「ずっとそうしてきてるから」

 

でもって、本当にそれ、必要ですかね?みたいな。

 

中には経営者や店長の「好き嫌い」が価値基準になってるものも多いような気がします。

 

もちろん会社・スタッフ・顧客にとって良くなるためのルールは必要ですが、「言わなくてもわかるよね?」「そんなのあたりまえだよね」という回答しか出てこないようなルールは、

正直なくてもいいのでは?

 

どうしても「ルール = 禁止事項」となってしまっていて、そのような一方通行なルールが多いと、「揚げ足」が横行したりする。

 

そう「吉田君が廊下走ってましたーー。」 「吉田君が○○さんの筆箱にハナクソつけようとしてましたーーー」といった小学校の「帰りの会」をいい大人がしてしまうわけです。

 

そう、やはりサロンには会社・スタッフ・お客様の「三方良し」のルールだけで良いと思うのです。

 

なぜそのルールがあるか。なぜ必要なのか。

 

しっかりと全員が理解して、みんなで決めたルールをみんなで守りたいものですね。

 

さて、カットイスに座って切ったら、コーヒー飲んで寝るか。

 

タバコなんて二度と片づけるもんか。

 

 

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