ジャニーズから学ぶ美容室経営

コラム&雑談

私はジャニーズとかあまり興味がなく、日本のアイドルはももクロぐらいしか曲自体ちゃんと聞いたことがありません。

欅坂46の『二人セゾン』は好きです。あとBiSHとかBABYMETALとかも嫌いじゃ・・・

私はアイドルに興味が無いのですが、昨今のジャニーズ事情には経営に通ずるものがあると感じてはいます。

私にとってジャニーズと言えば『たのきんトリオ』『少年隊』『光ゲンジ』・・・

と言ったところでしょうか。

最近ではSMAPの解散や嵐の休止、NEWSはもう3人だし、TOKIOもV6も中年でグループの活動もそろってない(ファンの方は動向詳しいと思うのですが、あくまで一般的なメディアからの情報です)し、KAT-TUNはなんか別世界に片足突っ込みかけてる人いるし、、

現在安定しているのは『キスマイ』。なのかな?どうなんでしょう。

すいません後はよく知らないのですが、

キャリアを重ねるごとに、グループとしては揺らいでるパターンが多い、という気がするのです。

これはきっと、『グループ』と『個人』の成長曲線の伸びがどこかでリンクしなくなりはじめたことが起因しているのではないか、と。

結成当時は知名度もなくみんなのスタートラインはほぼ一緒。

目立つセンターが引っ張ってまずはその子が頭一つ飛び出るが、負けじと他のメンバーの個性も追いつけとばかりに台頭してくることでグループと個人が同時に成長する。

ある程度まで実力を伸ばしてくると、結成当初ほどの急激な成長曲線のカーブはどんどん緩やかになり、成長しているという実感は過去に比べると弱まる。

そうするとメンバー内でも意識の違いが出始め、もっと飛び出したいと思うメンバーと、あくまでグループとしての関係性を重視するメンバーで意見の違いが現れる。

そこのお互いの想いを尊重しあえればいいのだが、これはグループだけの問題ではなく、事務所の思惑も絡んでくる。

個人のブランド力にも大きな差が生まれ、結成当時のような『共通の目標』を追い続けた日々のような気持ちとは、また別の個々の目標にも差が生まれてくる。

年齢を重ね、背負うものが増えたり、当時の見た目よりも明らかに若さは衰え、切れのある動きにも陰りが見え始める。

焦りも感じ、今やらなければ、今発信しなければ・・・。

個人の発信力がしやすくなった現在、事務所の統率力は過去の物になってきているのでしょう。

ここまでも、そしてここからも、私の個人的な推測なのですが、

A、ここまで事務所のおかげで夢をかなえてもらった。これからは事務所の為に自分ができることを最大限生かし、これからの若い力を育ててもっともっと事務所の為に貢献し、共にこれからも切磋琢磨していこう。

B、ここまで事務所のおかげで夢をかなえてもらった。俺も実力でここまで来た。もう事務所にも充分恩返しできているはずだ。儲けさせたはずだ。俺はもっとこんなことがしたい。あんなことがしたい。しかしこのままでは羽ばたけないだろう。事務所との関係がうまくいかなそうな今、次のステージ上がるには事務所を離れるしかないだろう。

C、引退して、新たな人生を始めよう。

こんな感じに枝分かれしそうな気がします。

どれも正解だと思います。

個人的には、まだ商品価値が高いのに一線から退いて社長業に就いたタッキ―が一番英断だな思いましたし、後輩育成を続ける少年隊のヒガシは本当に尊敬できます。

事務所をやめても良好な関係を保っている人もいるでしょう。

私は美容室業界もそれに近いなと思います。

アシスタントからスタイリストになるまでは毎日が成長の連続

スタイリストになってからも目標売上達成まで日々努力する人、スタイリストになった途端努力しなくなる人、

会社の底上げに尽力する人もいれば、我関せずの人もいるし、虎視眈々と独立の準備をする人。

全部含めて組織ですから、それを全く同じ方法性に向かわせること自体難しいことです。

洗脳するしかないですね。

美容室にも同じ現象は起こります。

美容師もアイドルと同じように、旬な時期を過ぎてからの人生のほうが長い。

美容師はアイドルに比べて見た目がすべてではないのですが、

美容師もアイドルも、旬な時期を過ぎ、若さが無くなったときに、

どんな自分で、どんな武器を持ち、どんな人たちと関わって生きていくのかという人生のテーマを持ち続けることは必須です。

需要がない限り、ビジネスは成立しません。

美容師もアイドルも、技術者・芸能人である前に、

『ビジネス』をしていることの方を強く意識し、そのビジネスにおいて『組織』あってこその今があるからこそ、無視したり軽んじたりしてはならないことをまずは教育しなければいけない気がしました。

高齢化ととに、キャリアハイのメンバーの今以上の価値創造・・・。

今日も偉そうにまあ。

次回には続きません、たぶん。

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