失敗からの学び、距離感編。

失敗から学ぶ美容室経営。

私はこれを堂々と言える経営者は本当にすごい!尊敬できる!とおもっています。

それは、

「社員は家族だ」「スタッフはファミリーだ」

と公言できる経営者であります。

日本を代表する世界的企業の社長や、上場会社の社長さん達も共通してそう公言していることが多い。

本当に素晴らしい会社だと思う。

神の領域だと思います。

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私にも家族はいます。

母親が他界し、一人実家で暮らしている父親。2歳年上の兄。そして妻と息子。

 

親にはいろいろ迷惑をかけたこともあるし、本当に感謝している。

兄とは酔っぱらって喧嘩することもあるが、本当に感謝している。

愛妻家なので妻とは喧嘩しないし、本当に感謝している。

息子は私に似て色白で将来イケメンになることが確定している。

 

妻とは法律上の契約を交わしたが、それ以外の家族のつながりにおいて契約を交わしたことは無い。

私は両親を選んでもいないし、息子になる契約を交わしていないし、兄とももちろん交わしていない。

息子に対して親子になることに関する契約を結んでいない。

 

しかし、その関係は簡単には切れるものではない。

家族の為に自分を犠牲にしてでも守ろうとするだろう。

 

これは揚げ足をとっているとか、屁理屈を言っていると思われるかもしれないが、

それぐらいの覚悟が、経営者にも社員にもお互いにないと、

「うちの会社はみんな家族だ」

なんて言えないと思うのです。

↓懐かしい・・・。

家族だから、お互い自分の時間を犠牲にできる覚悟があるし、どんなことがあってもクビにはしないし、どんなことが起きても辞めずに定年まで働き続ける。

どんなに営業成績が悪かろうと、どんな不祥事を起こそうと、最後まで。

家族だから、ずっと苦楽を共に生きてゆく

実際は面接したり採用したり書類を取り交わしたり就業規則があったり残業代生じたり有給消化があったり・・・、

雇用契約ありきの関係なんですけどね。

裏社会とか全く詳しくないのでわかりませんが、「契り」のような儀式でファミリーの一員になるような会社もちょっと怖いですし・・・。

 

ちょっと考えたほうが良いと思うことは、スタッフにある種の耳障りの良い安心感のようなものを与える意味であったり、企業イメージや見せ方的な意味で「家族・ファミリー」というような表現をしないほうが良いような気がするのです。

 

おそらく、家族のようにあったかい、とか、

家族のように仲が良い、とか、

きっとそんなニュアンスでのコンセプトで企業を紹介したいのだろう。

 

それ以外に考えられるとすれば、どんなにスタッフの出来が悪くても、どんなに業績が悪くても、「まあ、頑張ってはいるんだろうから、認めてやろう。家族だからな。」

という経営者がなんとか我慢したり自制するために掲げられたものか・・・。

 

「社員は家族!」

うーーん、ちょっとブ〇ックな匂いが・・・。

 

家族にもいろんなカタチがあるし、家族にいいイメージを持っている人ばかりではないと思うのです。

家族はこうでなければいけないというパブリックイメージも昔とは変わりつつあります。

 

創業以来、アンソルの家族構成もずいぶん変わりました。

家族構成って、そんなにコロコロ変わりますかね(笑)

 

つまり、アンソルは全くファミリー感はありません。

 

結果として、

会社と社員はお互い、「取引先」なのかもしれません。

 

取引先・・・。

一気にドライになりました(笑)

 

会社なりの幸せを追求する目的があって、社員もそれぞれの幸せを追求する。

その先がリンクしていたり、価値観が近いからこそ、取引を継続できる。

お互いが犠牲になることなんてあってはならないし、甘えがあってはいけない。

 

てことは、家族とは、なんとなく真逆じゃん?

 

家族に何とか近づけて表現しようとするならば、

一夫多妻制で、

夫が私で、スタッフが妻。

 

浮気しない妻をたくさん抱えれば、

会社は大きくなる、ってことなのかな・・・。

 

うん、なんか違うな。

これ、怒られるやつだな。

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